疑問に答えます→市販のカラーは傷みますか? ②
こんにちは、柳堀です。
の続きです。まだお読みでない方は上記リンクから是非。
練習を重ねた美容師が塗ると何が違うのか?
まずは『コーミング』
髪を梳かす技術です。
髪の毛を傷める原因の一つに『摩擦』があります。
『摩擦』単体でも髪に負荷がかかりますが、
乾燥の時期は『静電気』とプラスで倍率ドン!です。
また、髪は濡れると膨らんで傷つきやすくなります。
その髪を強引に梳かそうもんなら・・・
美容師は一日に何人もの髪を梳かします。
しかもBarcaはスタイリスト全員キャリア10年以上。
皆さんとは梳かし方ひとつ取ってもキャリアが違うのです。
素人に真似できる領域ではありません。練習すれば誰でも出来ます。
次に『塗り分け』
新しく生えてきた黒い部分・すでにカラーリングの履歴がある明るい部分
それぞれの部分に同じカラー剤を塗布すると、
必然的に明るい部分に黒い部分より一度多く『傷み』を与えます。
如何に必要な分だけ必要な部分にカラー剤を塗っていくか。
これが重要です。
もちろんゆっくりやれば誰でも出来ます。
でもゆっくりやればキレイには染まりませんし
カラー剤が付いている時間が長いほど『傷み』はすすんでいきます。
Barcaはスタイリスト全員(以下略)・・・
『コーミング』と『塗り分け』
アシスタント時代からイヤというほど先輩に怒られる仕込まれる技術
当たり前のようにやっていますが、傷ませない為にかなり重要です。
長くなったのでこの辺りで一度切ります。
③では薬のパワーの話を掘り下げていきます。
※ この記事はセルフカラーを否定する為に書いているのではありません。
ただ、市販は安くて早い・美容室は高くて時間が掛かる。
時間・価格以外に『仕上がり』『施術後の質』も判断基準に加えていただければ
光栄です。
ではではまた③でお会いしましょう。